みかん食べながら

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4月5日発売 Intel Core i9 12900KS 世界最速のCPUを入手よ!

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「Core i9 12900KS」買ったどー!

今年の秋冬あたりに第13世代が出てくるみたいだけど、我慢しなかったのね...

「今」さいきょーのCPUが欲しかったの!

界隈でよく言われる欲しい時が買い時ってやつね

そゆこと!

Intel謹製の選別CPU「S」付きが登場するのは9900KS以来になるし、どんな仕上がりなのか私も気になってはいたのよね

今回は時間があまりないので開封だけして、次回検証結果をまとめることにするよ!

ご無沙汰しています(ㆁᴗㆁ✿)
温州みかんがオフシーズンとなり主食を失いました。かろうじて生存しているみかんです。
3月末で忙しいプロジェクトも完遂し、ようやく落ち着いた日々が訪れると思ったのもつかの間。4月からはよりハードなプロジェクトかつテレワーク無しの環境へと身を投じることとなり、なかなか記事を書けずにおりまする。
都内の満員電車もコロナ前の全盛期に近づきつつあり、毎日通勤を始めて1か月も経ってませんが早くもテレワークがコイシイ...

さて、本題に入りますと、2022年4月5日 22:00より販売解禁となったIntel最新の第12世代デスクトップCPU Core i9 12900KSをゲットしたんですよ。
ベンチ台のマシンへ組んで、ひとしきりベンチマークの測定は済ませたので、近いうちに12900Kとの性能差を検証した記事をお届けできたらなぁと思うます。
ということで、今回はCPUのスペックとか特徴だけ簡単にご紹介しようと思うます!

 

外観

パッケージの形状は12900Kと同じですが、色が青から濃いめの紺色になりましたね。

本体はシリコンウェーハ風にデザインされた金色のケースに入っています。

ヒ―トスプレッダも変更はなく、強いて言えばQRコードみたいなものが追加で刻印されています。

マザーボードのCPUソケットと接触するゴールドコンタクト部分も変更なし。
LGA1700なので1700か所の接点があるはず(数えてはない)

ソケットが変更ないため、既存のIntel 600シリーズチップセットマザーボードで使用できます。(Z690、H670、B660)
オーバークロックを楽しむならZ690マザーボードで使いましょう。

 

スペック

  Core i9 12900KS Core i9 12900K Core i9 11900K
開発コード Alder Lake-S Alder Lake-S Rocket Lake-S
プロセス技術 Intel 7 Intel 7 14nm++
ソケット LGA1700 LGA1700 LGA1200
コア/スレッド数 Pコア 8/16
Eコア 8
Pコア 8/16
Eコア 8
8/16
クロック(GHz)
定格/ Boost
Pコア 3.45.3
Eコア 2.54.0
Pコア 3.2/5.2
Eコア 2.4/3.9
3.5/5.2
Thermal Velocity Boost(GHz) 5.5 - 5.3
L3キャッシュ容量(MB) 30 30 16
PCIeレーン数 5.0 x16+4 5.0 x16+4 4.0 x16+4
対応メモリ DDR5、DDR4 DDR5、DDR4 DDR4
統合グラフィックス UHD Graphics 770 UHD Graphics 770 UHD Graphics 750
TIM ソルダリング ソルダリング ソルダリング
PBP(旧TDP)(W) 150 125 125
倍率ロックフリー 対応 対応 対応
価格円(税別) 96,182 72,545 70,727
価格ドル 739 589 539
為替レート(ドル円) 2022年3月中旬~4月初週
120~124円
2021年10月上旬~11月初週
112~114円
2021年2月下旬~3月下旬
107~110円
国内発売日 2022/4/5 2021/11/4 2021/3/30

 

特徴

12900KSは、12900Kから良品を選別したモデルでアーキテクチャに変更はありません。
良品かどうかを確認する手段としては、ASUSのマザーボードだと、独自の電圧特性を数値化した指標値「SP」を確認することができ、値が大きいほど良個体(より低電圧でハイクロックが回りやすい)になります。
私が購入した12900KはSP85だったので普通個体だったと思います。
12900KSはSP90だったので12900Kより電圧特性は良くなってました。

まあこのSP90というのは、実は12900Kの当たり個体でも確認されてる程度で、12900KSの当たり個体は100を超えるんだとか。SP95前後が普通って感じのようです。
つまりみかんの12900KSはいわゆるハズレってやつです(笑
まあ毎回ハズレ気味を引くことが多いのでもう慣れっ子ですけどね。
ただ、手動でのオーバークロックをしないのであれば、当たりも普通もハズレも性能は変わりません。強いて言えばハズレは電圧が高めに要求されるので消費電力がちょこっと上がって、温度もちょこっと高くなりやすいくらいです。

続いて、12900KSと12900Kの変更点から特徴をご紹介していくまっす。

 

クロックの微増

パフォーマンスコア(Pコア)、エフィシェントコア(Eコア)のブーストクロックがそれぞれ0.1GHz増えました。先ほどご説明したとおり、12900Kの中から当たり個体を集めて、Intel側でオーバークロックしてありますよって感じです。

 

Thermal Velocity Boostの復活

Thermal Velocity Boostは第9世代の9900Kで初実装されたブーストテクノロジーです。
1コア動作かつ、温度条件を満たせばターボブーストMax 3.0テクノロジーで制御されたクロックを超えてブーストすることができます。
12900KSの温度条件は未確認ですが、最大5.5GHzまでブースト可能になってます。
手動でオーバークロックせず標準設定のままで5.5GHzに到達したのは初めてになります。まさに世界最速のCPUと言えるでしょう!
ちなみに、12900KではこのThermal Velocity Boostが落とされてたので、機能的には復活させた感じです。Intelは初めからスペシャル(S付)モデルを出す予定で、その付加価値を高めるため落としてあったのかもしれませんね。

消費電力の増加

もちろん良いことばかりではなく、ハイクロックを維持するためには電力が必要です。
Processor Base Power(旧でいうところのTDP)は150Wになり、12900Kから25Wも増えてます。
その分発熱も増えるはずなので強力なCPUクーラーが必要です。
しっかりとパフォーマンスを発揮させるなら360mmサイズの大型ラジエータ搭載の簡易水冷クーラーか、本格水冷を導入する必要があると思います。
詳細は次回以降の検証記事でどれくらいの消費電力、温度なのかをご紹介予定です。

プレミアム価格

これは自作PC界隈のエンスージアストであれば、もはや気にしたら負けなのかもしれませんが...初値の税込は105,800円です。
12900KSは12900Kの初値と比較してドル売価で約+25%、円売価で約+33%となっており、スペックが微増であることを踏まえると割高と言わざるを得ないです。
「最速」称号のCPUを持つ所有欲を満たすためだけに、どこまでお金を払えるかといったところでしょう。

 


12900KSは4月5日の22時解禁と夜間販売でしたが、みかんは翌日のお昼ごろに購入しました。
スペシャルエディションではあるものの、限定生産ではなく、2022年4月24日執筆時点で在庫は潤沢なようです。
なかなか執筆時間がとれず、発売してからだいぶ経ってしまいましたが、せっかくベンチマークで遊んだ結果もあるので次回はその検証記事になるかと思います。
興味があればまた覗きに来てみてください!

 

それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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記事内の登場キャラクターは野愛におし様に描いていただいてます。
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