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旬組み!2022「OC特化マザーボード ASUS ROG MAXIMUS Z790 APEX」開封レビュー

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11/19に秋葉原UDXで開催されたIntelのイベント「圧巻のパフォーマンスを体験しよう!TOUCH & TRY EVENT」で展示されたのを見て我慢できずにZ790マザーをポチってしまったワ

まさか例のホワイトモデルを!?

そう!ASUS ROG MAXIMUS Z790 APEXよ!!

おぉ!やっぱりホワイト基板にシルバーヒートシンクの組合わせかっけぇ^^

まさかOCマザーでホワイトモデルを出してくるなんて思いもしなかったわね

そういえばZ690シリーズではFormulaがホワイトだったよね

Z690 Formulaのときはヒートシンクがフラットでホワイトにドット柄をアクセントにしたシンプルで可愛い印象だったけど、Z790 APEXは随所にエッジが入っていてカッコよさもあるけど、カラーリングでゴツさが抑えられてる絶妙なデザインよね。
さっそくオーバークロックで遊びたいところではあるんだけど、まずは開封してじっくりと機能や付属品なんかをチェックしていきましょ

OC特化だと通常のハイエンドマザーにはない機能もあれば逆にカットされてる部分もあるから、デザインに飛びついて買って後悔しないように参考にしてもらえたらいいね

 

こんばんワ(ㆁᴗㆁ✿)
温州みかんの甘みが増してどんどん美味しくなってるので、ついつい一日30個食べちゃってる今日この頃。
10月11月は愛媛、熊本、和歌山産を食したので、12月以降で長崎、滋賀、宮崎、愛知、静岡と制覇していきたいです🍊

さて、2022年11月25日に発売されたオーバークロック特化マザーボード「ASUS ROG MAXIMUS Z790 APEX」を購入したので開封レビューしていきたいと思います!
本当はZ790マザーはスルーしようと思ってたんですよ。Z690から変更点ほとんどないし価格は上がってるし。
でもねぇ、ASUSさんがまさかのOCマザーをホワイトにしてきちゃうんだもん。そりゃポチるなっていうほうが難しいよね?
と言いながらも、じゃあ毎世代OCマザーを使ってるのかというと全然そんなことなくて、買うのはZ390 APEX以来、Z490 APEXは友人に借りて触った感じなので2年半ぶりの使用になります。
そもそも私の場合、液体窒素(LN2)を使った極冷OCではなく、常用環境として使用するカジュアルOCなので使いこなせないんですが(汗)...せっかくなので後日、13900Kを使ったCPUの温度管理、クロックアップ、メモリOCにもチャレンジしていくのでそちらも記事にしていきたいと考えてるます!

本体



デザインは前世代Z690 APEXと同じで、カラーリングが基板はホワイト、ヒートシンクがシルバーのATXサイズとなってます。エッジの効いたデザインだけどホワイトシルバーですっきり見えるのでゴツすぎない感じが個人的に好み。

M.2スロット

マザーボード上には2枚のGen4 NVMe M.2 SSDを搭載可能。あとで紹介する付属のDIMM.2カードに2枚、さらにPCIeアドインカードに1枚取付けられるので合計5枚のM.2 SSDを搭載できます

PCIeスロットの間隔

ハイエンドのGeforce RTX4090/4080ビデオカードだと3.5スロット以上の厚みの製品が多いため、PCIe x1スロット(Gen4 x1レーン)は使えなくなってしまうけど、下段2つのスロットは使用できちゃいます
・PCIe x16スロット(Gen5 x8 CPU直結レーン)
・PCIe x4スロット(Gen4 x4 チップセットレーン)
意外と2本目のPCIe x16スロットが3スロット目の位置に設計されてるマザーが多いので、ここは嬉しいポイントです。

分厚いヒートシンクが載ったVRMフェーズ

フェーズ数は24基。
PWMコントロールはフェーズダブラーを採用し1基のPWMで2基のパワーステージをコントロールするタイプ。

・MOSFET:105A POWER STAGE
・インダクタ:45A MICROFINE ALLOY CHOKES
・コンデンサ:キャパシタは数千時間耐性のセラミックコンデンサ

ASRockのハイエンドマザーボードだとチョークコイルは60A品なので同じフェーズ数であれば供給力は劣ります。また、キャパシタもASRockでは12K hours品を採用してるので耐久グレードも負けてる感じです。
とはいえ電力供給量は極冷で使用するにしても過剰すぎるほどで、耐久時間も仮に半分の105℃ 6K hours品だったとしても、55℃環境で10℃2倍則で考えるとざっくり24時間稼働を22年運用できるので十分すぎます。

ASUSマザーで特徴的なのはビデオカードを取り外す際のPCIeスロットのラッチを解除するボタンがあります。狭い隙間に指を入れなくても簡単に取り外しができるので、他社も真似して採用してほしいです。

 

付属品

DDR5ファン


4cmファン、ファンホルダー、ネジが付属
DDR5メモリをしっかり冷却してメモリOCを楽しむことができるようになってます。
マニュアルなどは付属しませんが、ホルダーの入っているビニール袋に図が記載されてます。このマザーを使うユーザ層ならなんとなくで取付できると思います。

 

PCIe5.0 M.2カード


ヒートシンクの重さは323g。かなり熱いと噂されるGen5 NVMe M.2 SSDをしっかりと冷やしてくれそう!

このM.2カードは前世代Z690 APEXにも付属してたものと同じなんだけど、カラーリングは今回用にホワイトやシルバーで統一してほしかったですね。。。

 

ROG DIMM.2カード





カード両面に22110サイズまでのGen4 NVMe M.2 SSDを搭載できます。

ヒートシンクの重さは2つとも47g。PCIe5.0 M.2カードほどの大きなヒートシンクではないけど、DIMM.2はGen4までしか対応してないのでこのサイズでも十分冷えます。

 

インストールメディア


ドライバやソフトウェアが収録されてます。
ASUSのマザーボードはWindowsインストール直後だと自動でLANドライバはインストールされないため、いきなりネットには繋がりません。
初回起動時は「Armory Crate」というASUS独自の統合管理ソフトウェアのインストールが促され、そこからドライバ類をインストールすることもできるけど、余計なソフトウェアは入れたくない人はこのインストールメディアからIntel 2.5Gb LANのI226ドライバーをインストールしましょう。
そのほかのドライバやソフトウェアはサポートページから最新のものをダウンロードして使用するのが良いと思います。
ROG MAXIMUS Z790 APEXサポートページ

 

ROG Overclockメダル


オーバークロックの記録を入力しておけるメダル。
ASUSの方と雑談してたときに「オーバークロック記録はスクショとかデータで保存するだろうから、このメダルはYYMMDDの日付記録に使えるし、ボトルキープしたときにいつ開けたかわかるようにぶら下げといたらいいんじゃない?」なんて冗談交じりに話してましたが確かになと思った笑

 

Z790 APEXの特徴

メモリスロットが2つ


APEXに限らずOC特化を謳うモデルの共通的な特徴の一つ。
通常のマザーボードでは4スロットあるけど、実は4枚搭載してもメインストリーム帯CPUがデュアルチャンネルまでしか対応してないため帯域は広くならなし、配線回路やメモコン制御によって逆にレイテンシが増えてしまうので、OCマザーでは2枚までが定番になってます。
通常のマザーと比べて配線経路が短いため、より高クロックや短いタイミングへ詰めることが可能になり、パフォーマンスを上げる(=低レイテンシにする)ことができます。

 

フルスピードファンコネクタ



ベンチマークスコアアタックの場面ではファンの騒音は度外視で冷却力重視になるため、常にフル回転で使用できる専用の白いヘッダーピンが2つあります。
ソフトウェアやUEFI BIOSで回転数を変更することができないため、回転数を制御したい場合はこのコネクターにつながないように気を付けましょう。

 

色々スイッチがある

セーフブートボタン UEFI BIOSをセーフモードで起動する。
一時的に安全な設定で起動させるため、CMOSクリアで初期化することなくUEFI BIOS設定を保持したままシステムを起動させることができる。
電源ボタン PCを起動するときにポチっと押す。
FLEX KEYボタン デフォルトではリセットボタンが割り当てられてる。
UEFI上からリセット/マザーボードLED ON/OFF/セーフブート/BIOSダイレクト起動の中から割り当てを変更できる。
リトライボタン 極度のオーバークロックや液体窒素などを用いた極冷環境ではリセットボタンでのシステム再起動や強制終了ができない場面があり、そうした際にリトライボタンを押すことで強制的にシステムを再起動できる。
BCLKボタン BCLK(ベースクロック)をBCLK+ボタンでアップ、BCLK-ボタンでダウンすることができる。使用する場合、UEFI上からAdvanced>Extreme Tweaker>Tweaker's Paradise>Runtime BCLK OCをEnabledにする必要あり。
PAUSEスイッチ システムをハードウェアレベルで停止させることができる。
PAUSEスイッチ有効中でもマウスやキーボードは操作できるため、高度なオーバークロックやベンチマーク実行中に、スクリーンショットの撮影やソフトウェアによる周波数調整を行うことができる。
Slow Modeスイッチ 液体窒素などの極冷環境でのベンチマーク時に使用する。
CPUによっては高い周波数で動作することのできる温度範囲が狭くなるため、Slow Modeスイッチを有効にすることで一時的に最低動作倍率に下げて負荷を軽減し、CPUの発熱を抑えることで時間を掛けて調整することが可能になる。
RSVDスイッチ ASUS認定技術者が使用するスイッチとのことで、ユーザがONにして使用することはない。
おそらく開発者用にいろいろとセーフティが外れたモードになるんじゃないかと思われる。

個人的にはセーフブートボタンとリトライボタンがあるっていうのがポイントで、メモリのオーバークロックが格段に設定しやすくなります。
周波数を上げすぎたり、タイミングを詰めすぎたりしてシステムが起動できなくなった場合、普通は電源を落として、CMOSクリアで初期化してから再起動する必要があるけど、セーフブートボタンをポチるだけで設定値を保持したままUEFI BIOSに入れるため、いちから再設定することなくすぐに微調整できるのは神機能です。
また、負荷テストを実施してる最中にときどきWindowsがブルースクリーンのままフリーズすることもあるので、電源ボタンを長押しせずにリトライボタンをポチるだけで再起動できるのもありがたい。

 

カットされてる機能/付属品

Z790 APEXは発売当初価格が114,980円(税込)なので、ハイエンドのなかでも高価格帯といえます。普通はすべての機能がモリモリでしょ?と思うかもしれませんが、実はいろいろと落とされてます。


・Thunderbort4ポートなし
ハイエンドなら1基は欲しかったっていう人は多いんじゃないでしょうか。
ただ、Thunderbolt4ヘッダーピンは1基あるので増設カードを使うことはできます。

・HDMIポートなし
ビデオカードがないと映像を出力することができません。
内蔵グラフィックス(iGPU)搭載のCPUモデルを買っても使えないですし、これからCPUも購入するのであれば13900KF/13700KFなどiGPU非搭載モデルと組み合わせる方が数千円浮きます。

・10Gb LANなし
ハイエンドなら2.5Gb+10Gbの2基構成にしてほしかったですね。2.5Gb 1基ならせめてコントローラはASMedia製に(泣
ちなみにコントローラはIntel I226-V。PCを起動したときにドライバを認識できずネットワークが無効になったままという事象がたまにあるようです。
その場合はPCを再起動するか、ドライバを再度インストールすれば解決します。

そのほか付属品でいえば
・SATAケーブルなし
・RGB LEDケーブルなし(アドレサブルRGB、標準RGBどちらも)
ちなみにSATAは6ポート、LEDはアドレサブルRGBコネクタが3基、標準RGBコネクタが1基あります。ケーブルとか共通の付属品はほとんどコストカットにならないだろうし付属してほしいですね。

 

ギャラリー








 

いかがでしたでしょうか。
初めての自作PCにオススメできる製品ではないけど、ホワイトシルバーのスタイリッシュなマザーボードでメモリのオーバークロックを楽しんでみたいなって人は間違いなく買いの逸品です。というか現時点で選択肢はこれしかないです。
あとはメモリスロットは隙間なく埋めたいけど容量的に2セットも必要ないのになぁって人は1セットだけで埋まりますよ。(私はそこも気になってた)
個人的には10Gb LANをAQUANTIA製コントローラの増設カードで対応することでいままでどおり10G環境を利用できるし、Thunderbolt接続デバイスやSATA接続のストレージ/デバイスは使わないので、カットされてる機能や付属品については問題なかったので、買って良かったと満足してます。高いけどね。

DDR5メモリになってからはほとんどオーバークロックで遊んでなかったので朝チュンしながら楽しみたいと思います!メモリヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ

 

それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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記事内の登場キャラクターは野愛におし様に描いていただいてます。
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