今年も梅雨の季節に入りましたね。ジメジメが嫌いなみかんです(ㆁᴗㆁ✿)
ただこの季節は世界最大級コンピュータの国際見本市がある楽しみな時期でもあります!
「COMPUTEX TAIPEI 2019」5月28日~6月1日まで開催され、今年はなんと過去最多人数4万2495人が会場に訪れたんだとか。
みかんはというと...平日に仕事を休むことができないので今年も行けませんでした。
いつか、一度は行ってみたいものです(ㆁᴗㆁ✿)
世界各地のメディアさんや現地に行かれた方がTwitterなどでたくさんの情報を発信されてたので、その中から個人的に気になったモノをご紹介しようと思うます!
CPU
7月7日に発売予定のZEN2アーキテクチャの第3世代RYZENが発表されました。
また、つい先日(6月11日)には追加情報として最上位モデルも9月に発売されるとのことです。
モデル | コア数 | スレッド数 | ベース | ブースト | キャッシュ総量 | TDP | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 9 3950X |
16 | 32 | 3.5GHz | 4.7GHz | 72MB | 105W | 749ドル |
Ryzen 9 3900X |
12 | 24 | 3.8GHz | 4.6GHz | 70MB | 105W | 499ドル |
Ryzen 7 3800X |
8 | 16 | 3.9GHz | 4.5GHz | 36MB | 105W | 399ドル |
Ryzen 7 3700X |
8 | 16 | 3.6GHz | 4.4GHz | 36MB | 65W | 329ドル |
Ryzen 5 3600X |
6 | 12 | 3.8GHz | 4.4GHz | 35MB | 95W | 249ドル |
Ryzen 5 3600 |
6 | 12 | 3.6GHz | 4.2GHz | 35MB | 65W | 199ドル |
さすがに最上位はプレミアムなお値段だけど、1コアあたりの価格は上からそれぞれ46.8、41.6、49.9、41.1、41.5、33.2なので3800Xが最も割高になります。
残念ながらクロックは5GHz到達ならずだけど、IPC(クロックあたりの命令実行性能)は前世代より15%程度アップしているとのことなので、かなり期待している人も多いのではないでしょうか。
ビデオカード
ビデオカードでもAMDが新製品を発表し注目を集めました。
COMPUTEX時点ではRX 5000シリーズを出しますよとしか発表しなかったものの、先日(6月11日)にRX 5700シリーズとして詳細を公表しました。
RDNA(Radeon DNA)アーキテクチャのコア「NAVI」を採用したGPUです。
スペックは残念ながら前世代Vega 64より低く、ハードウェアでのリアルタイムレイトレーシングにも非対応です。
対抗としてはRTX 2070/2060になるようで「1440p解像度でゲームタイトルによっては対抗馬を上回りますよ」ということなのでミドルレンジのビデオカードです。
後日ハイエンドモデルも出てくるのかもしれません。
発売日は第3世代RYZENと同日の7月7日予定となってます!
Radeon RX 5700 XT | Radeon RX 5700 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | RDNA | RDNA |
Cu(コンピュートユニット) | 40 | 36 |
SP(ストリームプロセッサ) | 2,560 | 2,304 |
ROP | 64 | 64 |
テクスチャユニット | 160 | 160 |
処理能力 | 最大9.75TFLOPS | 最大7.95TFLOPS |
メモリ | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
メモリクロック幅 | 256bit | 256bit |
メモリ帯域幅 | 448GB/s | 448GB/s |
ブースト最大クロック | 1,905MHz | 1,725MHz |
ゲームクロック | 1,755MHz | 1,625MHz |
ベースクロック | 1,605MHz | 1,465MHz |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.0b/DP 1.4 | HDMI 2.0b/DP 1.4 |
PCI Express 4.0 | 〇 | 〇 |
補助電源 | 8ピン+6ピン | 8ピン+6ピン |
TDP | 225W | 180W |
価格 | 449ドル | 379ドル |
ちなみにRX 5700 XTをさらにOCした50周年記念モデル「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」も出るそうです。
メモリ
どのメーカーもすでにアドレサブルRGBで光るモデルが出揃ってるので「これ珍しい!」というものはありませんでした。
ただ、Thermaltakeさんがメモリ市場参入するようで国内販売もあるんだとか。
クロックは3000/3200/3600MHzの3種。今さら出すにしては控えめな印象です。
容量は8GB 2枚組のみ。光らせ方が 大人気のG社さんメモリにちょっと似てる気がするような...
「TRIDENT Z neo」はfor RYZENとのことなので、X.M.Pのタイミング値がRYZEN専用に詰めてあるのでしょうね。
RYZENはインターコネクトであるInfinity Fabricのクロックがメモリ速度で動作する仕様上メモリOCの恩恵が大きいので、4000MHzオーバーなモデルがでたら第3世代RYZENとの組み合わせで人気がでそうです。
マザーボード
各社、第3RYZEN対応のマザーボードを発表してましたが、既存製品と似たようなデザインが多い印象です。
そんな中、ASRockさんの「X570 Taichi」はガラっとデザインが変わり、PCIeスロット周りがフルカバーとなって、M.2が3本ともガッツリ冷やせるようになったり、歯車がチップセットヒートシンク内に埋め込まれてたり、I/Oカバーにも歯車ロゴが入りました。
また流行りの統合型I/Oパネルも実装されたのでケースへの組み込みが楽になります。
もう一つASRockさんマザーで気になるのが「X570 AQUA」です。
ASRockさん初のフル水冷マザーで、999枚の限定品!
日本に何枚入ってくるかなぁ...
ちなみにサイズはE-ATXで通常のATXよりも横幅が長いので購入予定の方はケースが対応しているか要チェックです!
PCケース
Phanteksさんのロマンあふれるビッグサイズなケース「ENTHOO LUXE2」
Phanteksさんは水冷パーツも出してるメーカーなので、展示機に取り付けられたケースリア部分のアクリルリザーバもオプションで登場しそうですね。
ビデオカードがマザーボードより下に垂直挿しできるので、マザーボードを隠すことなくビデオカードも見せれるというポイントが素敵。
一見するとありがちなオープンフレームケースだけど対応規格がMiniITX。
しかもビデオカードがフロントに設置され、見たことないレイアウトになってます!
通常のボードレイアウトで水冷の配管を組むと、似たようなのになりがちなので、ちょっと変わった本格水冷ビルドをしたい人に良さそう!
裏側もスモークガラスで展示機ではラジエータを設置してる模様。
ケース内レイアウトは今風のPSUシュラウド付きでフツーだけど、フロントのデザインやRGBの照らし方がすっごくスタイリッシュ。
さすがSilverStoneさん。
最近は本格水冷のリザーバ=ポンプ一体の円筒型という風潮にブレイクスルーが起きて、ケース内の壁に平たいリザーバを取付けるものがBykskiやBarrowから登場してたので、いつかどこかのメーカーがケース全面をリザーバにしたの出すだろうなと思ってたら、Thermaltakeさんがやってくれました!「Distro Plate Open Frame」
ものすごい量のクーラントを使用しそうですが、インパクトはばっちり。
形状は同社Core P5やP3ど同じような感じだけど、P5/P3ではあったラジエータの通気口がない(クーラントが入ってるので穴を空けれない)ので、放熱力はややイマイチかもしれません。
(著名Modderのsaitoさんが昔作った作品に似てますが)MSIさんの曲面ディスプレイ風ケース「MEG ALCHEMY 700X」。
スタンド部分の足にUSBやオーディオポートがあるということは机の上に置いて使えということなんでしょうが、これを置いたらモニタ置くスペースが...笑
実用的かはさておきこれもすごいインパクトですね!
冷却ファン
冷却ファンもアドレサブルRGB搭載モデルが各社出尽くした感じがありますが、LIAN LIさんのこのファンはまだ名前も決まってないようですが、ケーブルレスのデイジーチェーンが可能で、よりスマートな魅せPCが作れそうです。
光り方も隣と繋がっているように見えてユニークですね。
簡易水冷
昨年のCOMPUTEXではASUSさんがOLED搭載の簡易水冷を出してましたが、今年はGIGABYTEさんから出てきました。
ラジエータは240mmと280mmの2種あるようです。
OLEDはソフトウェアのRGB Fusionで弄れます。
PCパーツを全部AORUSシリーズで揃えたい方の必須アイテムとなりそうですね!
ID-COOLINGさんをこの製品で初めて知りました。
「PINKFLOW 240」名前のとおりビビッドなピンク色でとにかくカワイイ!この1点に尽きます。
ラジエータは今のところ240mmモデルだけみたい。
展示機写真のようにリング状にアドレサブルRGBで光ります。
ビデオカード水冷キットも可愛いけど、ボードカバーのピンク色はファンと同色に揃えた方がより良いかなぁ。
本格水冷パーツ
COMPUTEXより以前にCORSAIRブランドで水冷パーツが出る情報がありましたが、正式にお披露目されました。「HYDRO X」シリーズ。
フィッティングはBitspower製とそっくりな感じですね。(OEMかな)
CPU/GPU水枕、D5ポンプ一体型リザーバ、ラジエータ(120~480mm)、フィッティングはハードチューブ用コンプレッション、各種アングルアダプター、ボールバルブが出る模様。
国内だとオリオスペックさんがきっと取り扱ってくれることでしょう。
選択肢が増えるのは嬉しいですね!
NVMe SSD
世界初の水冷式M.2 NVMe SSD「CARDEA Liquid」がTeamさんから登場。
クーラントを自分で補充するようなので、展示写真のように好きな色を付けることができるんだと思います。
冷却効果はというと「冷却デバイスが付いていないTEAMGROUP 製M.2 PCIe SSDより約10℃低い」とのことなので、さすがにAIC形状の大きなヒートシンク付きNVMe SSDより冷えるとはまではいかないみたい。
256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|
インターフェース | PCIe 3.0 x4 with NVMe 1.3 | ||
連続読込 | 3,000MB/s | 3,400MB/s | 3,400MB/s |
連続書込 | 1,000MB/s | 2,000MB/s | 3,000MB/s |
ランダム読込 | 180K IOPS | 180K IOPS | 180K IOPS |
ランダム書込 | 150K IOPS | 150K IOPS | 160K IOPS |
TBW | 380TB | 800TB | 1,665TB |
MTBF | 2,000,000時間 |
MOD PC
ここからはみかんが目を奪われた素敵・面白・ヘンタイなMOD PC作品の写真をご紹介します!
ちなみにみかんも今年4月末に完成させたMOD PCがあって、記事と動画にしてるので興味があれば見にきてくださいネ!
↓↓動画リンクは画像をクリック
COMPUTEX TAIPEI 2019まとめ、いかがでしたでしょうか。
今年も非常に魅力的な商品が多く全部買ってたら破産しちゃうので、まずは第3世代RYZEN + X570マザーで夏の自作を楽しめたらなと考えてます。
X570 AQUAカッコいい!とてつもなく欲しい!!
ワールドワイドで999枚は熾烈な争奪戦になること待った無しね
9900K発売日のように始発でショップに並ぶパターンだ
夏場に外でじっとしてたら蚊が…フラン頼んだわよ
Σえ、また私が並ぶの!?今度はお姉様が行ってよ!!
仕方ないわねぇ。おやつ1か月分でどうかしら?
いや、おやつはこの前のOptane SSDの件で二人とも禁止されてるからね…
オウフ。そうだったわね…
仲良く二人で蚊にさされよう?
虫よけスプレー持っていくわ
お姉様天才か
それよりも価格が7~8万は下らないでしょうから咲夜を説得しないといけないわね
それEXボスすぎる(血涙)
それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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