今回は久しぶりにキーボードを紹介していくよ
3年ぶりくらいになるのね。それでどのキーボードを見ていくのかしら
今年の6月下旬に発売されたREALFORCE R3S!
以前も東プレさんのリアフォをレビューしてる気がするわ
3年の間いろいろキーボード買ってきたけどリアフォは特にたくさん買ったよね。打感が最高すぎなんよ
R3SシリーズはR2シリーズのフォルムを踏襲したスリムなスクエアデザインで、しかもこれまでWindowsモデルにはなかったホワイトカラーがついに登場したのよね。発表があったときはコレを待ってた!ってすごい興奮したの覚えているわ
カスタマイズ性もアップして、長年相棒として活躍してくれるキーボードに仕上がってるので、ボーナスでちょっと良い仕事道具が欲しいなって人にすごくオススメよね
こんばんワ。ホワイト系デバイス大好物のみかんです(ㆁᴗㆁ✿)
2017年に発売されたREALFORCE R2シリーズから5年が経ち、ついに超待望の後継機種R3Sが2022年6月24日に発売されました。
発売されて直ぐに買ったんだけど、バタバタゴタゴタしてるうちに忘れ、9月になって思い出したかのように開封しました笑
そこから毎日愛用してるので3か月以上使用した長期レビューも合わせて魅力をお伝えできたらなと思うます!
購入モデルの外観
購入したモデルはTKLの「R3SC21」
本体
余分なスペースが少なくスマートなスクエアデザイン。
以前のR2シリーズではWindows用にホワイトモデルはなく、やや時代を感じるといいますか、臆さずに言うとやぼったい灰色がかったオフホワイトでした。(それが良いという人もいるでしょうけど)
R3Sのホワイトはキーキャップだけでなく、筐体含め真っ白です。サイコー!!
筐体右上にREALFORCEのロゴ
ホワイトカラーと相性のよいシルバーがアクセントになってます。
USBケーブル
ビニール素材だけど本体と同じホワイトで統一されてます。
本体から直接生えてるため着脱はできません。
本体裏
滑り止めのゴム足は4か所。
ケーブルガイドは左、中央、右の3方向あるため、使いやすい向きでケーブルを出すことができます。
チルトスタンド(高さ調整足)
約1cmくらい高さを出すことができます。
手前のキーまでの高さ:約28mm
標準的な高さだけど、長時間タイピングするなら手首に負担がかかるため、リストレストと合わせて使用するのがオススメ。
奥側のキーまでの高さ:約39mm
奥側も標準的な高さです。
奥側のチルトスタンド使用時の高さ:約51mm
結構な高さがあります。ちなみに私はチルトスタンド使わない派。
チルトスタンドを使った方が打ちやすいっていう人も結構いるけど、もともとチルトスタンドはタッチタイピングできない人向けにキー表面を見やすくするための機能らしいです。リストレストを使っても手首に角度が付いちゃうので、できるだけ手首の負担を減らしたい人は標準の高さのまま使用するのが良いかもしれません。
REALFORCEってどんなキーボード?
購入したR3SC21のスペック
製品名 | R3S KEYBOARD / R3SC21 |
---|---|
接続インタフェース | USB2.0 |
キー配列 | 日本語配列(91キー) |
キーキャップ素材 | PBT(レーザー印刷) |
キースイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点) 静音 |
押下圧 | 全キー等荷重 45g |
キーストローク | 4.0mm |
アクチュエーションポイント | 0.8mm/1.5mm/2.2mm/3.0mmから調整可能 |
ロールオーバー | フルNキー |
ポーリングレート | 1000Hz(公式HPに記載がないがR2が1000Hzだったのでおそらく同じ) |
キー耐久性 | 5000万回以上 |
マクロキー | なし |
オンボードメモリプロファイル数 | 1(変更したキーマップやアクチュエーションポイントを保存可能) |
キーロック | なし |
バックライト | なし |
USBパススルーポート | なし |
メディア制御ボタン | 独立ボタンなし、Fnキーと組み合わせることで消音、音量+/-の操作可能。 |
ケーブル長 | 約1.7m |
寸法 | 142mm x 369mm x 38mm |
重量 | 約1.1kg |
対応OS | Windows 10、11 |
R3Sシリーズはフルキー/TKL、本体カラー、配列、スイッチ音、キー荷重の組み合わせで選ぶことができます。
私はホワイト/日本語配列/TKL/静音/押下圧All 45gを選びました。
また、R3シリーズというBluetooth接続モデルなんかもあります。
東プレスイッチ(静電容量無接点方式)
REALFORCEが長年愛され続けているのは、その高い信頼性と耐久性を実現しているスイッチにあります。
ゲーミングキーボード等で広く採用されているCHERRY MXのような十字ではなく、筒のような形状のプランジャになってます。そのためCHERRY MX互換のキーキャップは使えません。
東プレスイッチは標準/静音の2種類あります。
個人的には静音スイッチのが上品な音で作業に集中できるので好き。
静電容量無設定方式
電極が接することなく一定レベルに近づけば回路が接続されてキー押下を認識する仕組みのため、物理的な接点が無く、信頼性と耐久性に優れています。
特徴 | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
耐久性の公称値は5000万回以上となっていて、2つの導体の距離による静電容量の変化によってキー入力を検知しており、電極を接触させる必要がないため、いわゆるチャタリングが発生しません。
チャタリング:接点の劣化によっておこるキーを一度押しただけなのに複数回認識される誤入力
独特なソフトタクタイルの打感
先に紹介したスイッチ内のカップラバーが、一般的なメカニカルのタクタイルスイッチ(茶軸)とは異なり、なめらかで吸い込まれるような独特のタクタイル感になってます。
公式では以前フェザータッチと謳ってたけど、今はスムースストロークといっているようです。
REALFORCEや同じ東プレスイッチを採用するPFUのHHKBを愛用する人たちはこの他にはない快適な打感に惚れてしまったっていう理由が大きいんじゃないでしょうか。
キーが反応するまでの深さを調節できるAPC機能
REALFORCE RGBというゲーミングモデルから採用されたアクチュエーションポイントを変更できるAPC機能がR3Sシリーズにも採用されてます。
また、変更できる深さに0.8mmが新たに追加され、3.0mm/2.2mm/1.5mm/0.8mmの4パターンから選択可能です。
標準のアクチュエーションポイントは2.2mm。
しっかり押し込んで誤入力を減らしたい人は3.0mmにすると良いでしょう。
ゲーム用途など素早く入力に反応してくれる方が良いという人は1.5mm or 0.8mmに設定すると良いかも。私は1.5mmで使用してます。
設定はFnキー+カーソル上キーで変更することや、後で紹介する専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」でも可能。
R3Sシリーズでカスタマイズ性がアップ!
R3Sシリーズでは専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」を使用することで、よりカスタマイズ性がUPしました。
先に紹介したAPC機能をソフトウェア上でも設定でき、全キー一括の変更だけでなく、各キーそれぞれに好きなアクチュエーションポイントを設定できます。
全キー 1.5mmに設定したり
小指で打鍵する範囲を1.5mm、誤爆したくないEscを3.0mm、その他キーを2.2mmに設定のように、より自分好みの設定も可能になりました。
また、キーマップ入替機能で、CapsLockとL-Ctrlを入替えたり、無変換に半角/全角を割り当てたり、InsertやScrollLockを無効にしたりと、各キーを自由に割り当て可能です。
もちろん、同じ役割のキーを複数個所に割り当てることもできちゃいます。
変更した内容はソフトウェア右上にある「変更を保存」ボタンで、オンボードメモリに保存することもできます。
専用ソフトウェアをインストールしていないPCに繋げても、同じ設定で使用できるのは嬉しいポイント。
3か月使用しての感想
打鍵感
テレワークでの仕事や本ブログの執筆など、毎日8時間以上キーボードを使ってますが、3か月程度の使用でヘタってくるようなことはなく快適です。
重さも1kg以上あるのでどっしりとしていて、揺れることなく安定した打ち込みができます。
キーキャップ
PBT素材なので少し表面がザラっとしていて、長時間のタイピングでもベタつきを感じにくく、快適なタイピングができます。摩耗による表面のテカりはほとんどでてません。以前までのREALFORCEの使用経験からPBTキャップはだいたい1年くらいで頻繁に使用するEnterやSpace、母音、Ctrlなど良く使うキーが若干テカってくる感じです。
一つ残念なポイントは、R3Sシリーズでは昇華印刷ではなくレーザー印刷なので、旧R2シリーズでも報告されていた1年以内に文字印刷がハゲてくるリスクはあるかもしれません。(特にブラックで報告が多かった模様)
今のところは全くハゲてません。
また、昇華印刷の交換用キーキャップも8色のカラー展開で販売されてるため、摩耗してきたら交換するのもありですね。ちょっと高いですが...
筐体の塗装ムラや黄ばみ
これも今のところ問題ありません。
スペースキーは上下逆にするのがオススメ
これはREALFORCEのキーボードに限った話ではなく、市販品のフルハイトプロファイルのキーボードはだいたいOEMという形状で、スペースキー下辺の角が親指に当たります。
引用元:MIX profile "Big Bang" Ortholinear Keycap Set available on KBDfans NOW - deskthority
別に気にならないという人も多いと思うけど、上下ひっくり返して取り付けると角が当たらなくなり、これが案外いい感じなので、試したことがない人は一度やってみてはいかがでしょうか。(しっくりこなかったら元に戻せば良いので)
いかがでしたでしょうか。
R3Sシリーズは打鍵感や耐久性など昔から変わらない良さと、ソフトウェア、オンボードメモリ、カラーリングなど今風の良さを合わせ持つ、至高のキーボードだと思いました。
これからも仕事、プライベートともに"My Favourite Gear"としてREALFORCE R3Sを愛用していこうと思うます!
↓↓今回紹介したREALFORCE R3S ホワイト/日本語配列/TKL/静音/押下圧All 45gはコチラ
それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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