ご無沙汰してますわ
皆様元気してたか?
前回投稿の1月からピタッと更新が止まってたけど、なんでこんな久しぶりなわけ?
中の人が、「あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。それが人生なんだ。」と偉人の言葉を発して失踪した
Twitterにはちょこちょこいたような…
まあ生きてはいたってことよ、まだゴタゴタしてるらしいけど
何にせよ久しぶりにPCで遊べるのは嬉しいこと
フランは毎日遊んでたでしょ
暇人もといニート吸血鬼みたいな言い方しないでよ。当たらずとも遠からずですが
どちらかというとドンのピシャ
そんなことより今回は何するんでしょ?この前発売されたRTX 3080Tiのレビューとか?
新作ゲームよ
ゲーム!?ここ数年ゲームのネタとかベンチマークしか出てこなかったし珍しいね!
昔よく遊んでいたSEGAさんのPSO2が新作「PSO2 ニュージェネシス(NGS)」として6/10に正式サービスインしたのよ
ほほー!旧PSO2では1万時間以上お世話になったからなぁ
まあゲームの内容云々の話じゃなくて、PSO2NGSにもキャラクリ兼ベンチマークソフトが公開されてるので、重いと噂される今タイトルがどれくらいなのか、さまざまなOC効果もチェックしてみるってお話
結局ベンチマークかよ()
やらないの?
やります!私そっくりのキャラクリして遊びたいです
キャラクリだけで何日も溶けちゃうから今回はやめようね?
こんばんワ。みかんです(ㆁᴗㆁ✿)
ここ半年は色々なことがありすぎて記事を全然あげることができず、ごめんなさい。
お問合せやリクエストの他に「辞めてしまったんですか?」といったDMをいただきました。
やれてないだけでやめてない!!やる気はあるけど時間と気力が(ry
言い訳はさておき、久しぶりにメインPCを換装しようと、1年以上前に調達してあった水冷パーツの詰まったダンボールを開封したら微妙に足りないパーツがあって、とりあえず追加でポチポチ注文して輸入待ち状態に。で、せっかく空けてあったスケジュールが無駄に終わっちゃう...どうしよ。ってことでとりあえず久しぶりに検証機を組んで、PSO2ニュージェネシス(以下NGS)が正式オープンする前にベンチマークでも回してみようかなと思った次第です。この記事があがるころにはとっくに正式オープンしちゃってると思うけど。。。苦笑
PSO2NGSはAPIがDirectX 11ベースで開発されてるので最新ではないですが、グラフィックスの繊細な描画制御が可能になって、キャラクターやフィールド等が綺麗になりました。一方で、かなり処理が重たくなったようで、第2回クローズドβテストで公開された「高設定」にした場合の推奨スペックは以下とのこと。
CPU | Intel Core i9-10900 |
---|---|
メモリ | 16GB |
ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER AMD Radeon RX 5700 XT |
ストレージ | 約100GB以上(『PSO2:NGS』部分:約30GB、『PSO2』部分:約70GB) |
モニタ解像度 | 1280x720以上 |
実際のゲーム内で選択できるグラフィックス設定は
1:最低、2:低、3:中、4:高、5:スーパー、6:ウルトラ
の6種類となっており、動作報告の情報を集めてみると、どうやら公開されてる「高設定」向けのスペックなら以下で遊べそうです。(同じ環境でベンチ測ったわけではないので違ってたらごめんなさい)
グラフィックス設定 | 6:ウルトラ |
---|---|
フレームレート | 60fps前後 |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
1世代前のハイエンドクラスビデオカードを使ってやっと最高画質がフルHD、60fpsで遊べるっていうのはなかなかヘヴィですね。。。
144Hz等の高リフレッシュレートでヌルヌルさせたい人や、4K解像度で高精細画質を堪能したい人は、最新世代のRTX 3080以上がよさそうな気がします。
今回は現行の最新、最上位クラスのパーツを使用したら、「6:ウルトラ」がどれくらい快適に遊べそうなのかチェックしつつ、CPU、メモリ、ビデオカードをオーバークロックして、ベンチマークスコアが向上するのかも合わせてご紹介していきたいと思います!
検証環境
ケース | STREACOM BC1 Open Benchtable |
---|---|
OS | Windows 10 Pro May 2021 Update(21H1) |
マザーボード | GIGABYTE B550 VISION -D-P (BIOS:F12g(AGESA ComboV2 1.2.0.1 A)) |
CPU | AMD Ryzen 9 5900X |
CPUグリス | Thermal Grizzly Kryonaut Extreme |
CPU水枕 | EK-Velocity RGB - AMD Full Nickel |
メモリ | GALAX HOF Extreme DDR4-4400 8GB x4 |
ビデオカード | Palit GeForce RTX 3090 GamingPro OC(水冷化) |
ビデオカード水枕 | EK-Quantum Vector RE RTX 3080/3090 D-RGB - Nickel + Acetal |
ビデオカードB/P | EK-Quantum Vector RTX 3080/3090 Backplate - Nickel |
ストレージ | Samsung 980 PRO 500GB |
電源ユニット | Seasonic FOCUS Plus Platinum 850W |
電源ケーブル | Custom CableMod Cable |
リザーバ/ポンプ | EK-Quantum Kinetic FLT 120 D5 PWM D-RG - Plexi |
ラジエータ | Alphacool NexXxos UT60 Full Copper 360mm |
ラジエータファン | Cooler Master MASTERFAN SF120M x3基 |
水冷システムケース | アルミフレームで自作 |
冷却環境 | |
---|---|
室温 | 室温計 24.8℃ |
水温 | 水温計 26℃ |
ポンプパワー | 80%、回転数4000RPM |
ラジエータサイズ | 幅360mm、厚み60mm |
ファン回転数 | 1500RPM |
注意点として、PSO2NGSは変な仕様があって、モニタの解像度だけでなく、Win10のディスプレイ設定「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を「100%」にしていないと、ゲーム内の解像度が変わってしまうようです。
4K解像度のモニタを使用してる人の多くは、文字が小さすぎて読めないので、150%とか倍率を上げて使ってるのがほとんどだと思うけど、ゲームを起動する前に100%に設定しないと、解像度が下がって、高精細な描画になりません。
4K解像度でPSO2NGS ベンチマークスコアがやたら高い人は、たいていこの設定が誤っているものです。
オーバークロック設定
いつもの免責( ˘ω˘ )
今回の検証では以下のパターンで解像度 フルHD、4Kそれぞれで検証してみました。
①デフォルト(OCなし)
②CPU OCあり※1
③メモリ OCあり
④CPU、メモリ OCあり
⑤CPU、メモリ、ビデオカード OCあり
※1 CPUクロックの倍率設定ではなく、「Precision Boost Overdrive 2(PBO2)」というRyzenの自動OC機能を使用
スクリーンショットは⑤CPU、メモリ、ビデオカード OCありのもの
OCの設定方法については記事が長くなりすぎちゃうのでココでは割愛して、設定値のみご紹介します。
CPU OC設定 | |
---|---|
Precision Boost Overdrive | Advanced |
PBO Limits | Manual |
PPT Limit(W) | 210 |
TDC Limit(A) | 130 |
EDC Limit(A) | 190 |
Precision Boost Overdrive Scalar | 10X |
Max CPU Boost Clock Override | 200MHz |
Curve Optimizer Core0 | Negative 15 |
Curve Optimizer Core1 | Negative 12 |
Curve Optimizer Core2 | Negative 12 |
Curve Optimizer Core3 ★ | Negative 5 |
Curve Optimizer Core4 | Negative 15 |
Curve Optimizer Core5 ● | Negative 5 |
Curve Optimizer Core6 | Negative 18 |
Curve Optimizer Core8 | Negative 20 |
Curve Optimizer Core9 | Negative 20 |
Curve Optimizer Core10 | Negative 20 |
Curve Optimizer Core11 | Negative 18 |
Curve Optimizer Core12 | Negative 20 |
メモリ OC設定 | |
---|---|
DRAM Frequency | 3800MHz |
Vcore SoC | 1.130V |
DRAM Voltage | 1.53V |
tCL | 14 |
tRCD/tRP | 14 |
tRP | 14 |
tRAS | 32 |
tRC | 46 |
tRRD_S | 4 |
tRRD_L | 6 |
tFAW | 12 |
tWTR_S | 5 |
tWTR_L | 14 |
tWR | 16 |
tRDRD_scl | 5 |
tWRWR_scl | 5 |
tRFC | 266 |
tRFC2 | 198 |
tRFC4 | 122 |
tCWL | 11 |
tRTP | 14 |
tRDWR | 10 |
tWRRD | 1 |
tWRWR_sc | 1 |
tWRWR_sd | 6 |
tWRWR_dd | 7 |
tRDRD_sc | 1 |
tRDRD_sd | 4 |
tRDRD_dd | 6 |
tCKE | 1 |
CR(cmd2T) | 1T |
Gear Down Mode | Auto |
ビデオカード(Palit GeForce RTX 3090 GamingPro OC) OC設定 | |
---|---|
Boost Core Clock | 1820MHz(+125MHz=ファクトリーOC 30MHz + 手動OC 95MHz) |
Mem Clock | 20.5GHz(+976MHz) |
Power Limit | 104% |
Temp Limit | 91℃ |
PSO2NGS ベンチマーク結果
フルHD解像度、設定 6:ウルトラ
スクリーンショットはCPU、メインメモリ、ビデオカードをOCしたグラフ⑤
グラフ内のフレームレートはMSI Afterbuner v4.6.4を使用して記録し、平均値を算出したものになります。
なお、CPU使用率:20%前後、GPU使用率:80%前後、ビデオメモリ使用:2.8GB前後でした。
PSO2 NGSはフレームレートを無制限に設定しても、内部で180fpsを超えないようになっているため、フルHDの場合、設定6:ウルトラにしてもRTX 3090だと力を持て余してしまう感じです。
なお、ゲーム本編でも同様に180fps上限になっています。
個人的にはリフレッシュレート 280Hzのモニタを使用してるので、完全無制限のがありがたかった(´・ω・)
実際にゲームをプレイした感じでは、CPUをオーバークロックしてもほとんど変わりませんが、メインメモリをオーバークロックすると、重たいシーンでのフレームレートの落ち込みが軽減される印象でした。
4K解像度、設定 6:ウルトラ
スクリーンショットはCPU、メインメモリ、ビデオカードをOCしたグラフ⑤
4K解像度、設定6:ウルトラではかなり負荷が上がります。重たいシーンでは一瞬40fps台まで下がることも。フレームレート的にはFF15ベンチマーク 4K解像度 高品質と同等クラスの重さです。
CPU使用率:14%前後、GPU使用率:98%前後、ビデオメモリ使用:4.0GB前後でした。
ビデオカードが処理のボトルネックになっているため、CPUやメインメモリをオーバークロックするよりも、GPUをオーバークロックする方がフレームレートはよりUPします。
ビデオメモリはあまり使用していないため、4K解像度で常時60fps以上を維持したい人は最近発売したRTX 3080Tiが良さそうです。
いかがでしたでしょうか。
旧PSO2はすごく軽いゲーム(9年前のタイトルなので当たり前っちゃ当たり前だけど)だったので、NGSでここまで重くなったのは予想外でした。
今年に入って4K、144Hzモニタが登場してるので、NVIDIA DLSS(Deep Learning Super Sampling)に対応させて、高精細とヌルヌルが両立できたら最高だったんですけどね!
それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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記事内の登場キャラクターは野愛におし様に描いていただいてます。
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