ちゃお!
なにナチュラルに挨拶してるのよ。
ここでは初めてになるし、久しぶりなんだからきちんと挨拶なさい。
それもそうね、コホン。
初めまして、私はフランドール。
フランて呼んでもいいワ!
私は姉のレミリアよ、よろしくね。
今回急に登場したのは、中の人が私のこと好きすぎて私をイメージした魔改造PCを作っちゃったんだけど、せっかくだからお披露目しようと思ってね
去年も作ってたけど、なんで毎回フランなの。
ロリコンなのかしら、きんもっ
きもぃ言うなし、私モデルとかさいきょーじゃん。あと私495歳だからロリセーフよ
あ、もしかしてお姉様妬いてるの?ぱるぱるなの?
はぁ!?いつ私がぱるぱるしたって証拠よ。私はカリスマあふれる大人の淑女なので痛PCとか興味ないわ。
次はお姉さまモデルの作るかもって言ってたような?
やったー!うー☆
これがカリスマであるかぁ。。。
こんばんワ(ㆁᴗㆁ✿)みかんです。
昔のブログから遊びにきてくれてる人からすると、ちょっと懐かしい登場になりますね。というのもこれまで主に「初めての本格水冷ガイド」など比較的真面目にノウハウ系の記事を書いてたので雑談情報が多いのもアレかなと思い控えてました。
え?必要ない?
鬱陶しいと感じる人もいるかもですが、これがみかんスタイルの記事なのでご容赦ください。。。
今回は単に組み立てるだけに飽きてきた自作erの方々向けに一歩間違えた、もとい一歩踏み込んだ自作の楽しみをお伝えできればなぁということで先月完成させたMOD PCを紹介したいと思います!
(私の趣味に全フリした作品なので面白くない人も多いかもですが)
Vol.1ではお披露目だけになりますが、Vol.2以降の記事で工夫したところやギミックの詳細なんかもご紹介予定です。
自作PCの沼、MOD PCワールドへようこそ
MODとパソコンという用語からPCゲームの「Skyrim」や「Minecraft」の改造データを導入することを想像する人が多いかもしれないけど、ここでの話はパソコン本体の見た目を改造することを指します。海外ではPC case modと呼ばれてます。
やってることは痛車やデコトラのPC版といったイメージで、既製品パーツでPCを組み立てるだけでなく、加工を施して自分好みにカスタマイズしたもの。
私がその存在を知ったのは2015年で、大阪日本橋にあるPCパーツショップ「PCワンズ」の店員(ODAさん)が製作したMOD PCを同店放送の「ワンズちゃんねる!」で観て魅力に取りつかれ、その後毎年作るほどハマってしまいました。
近年は日本でもLANパーティ系のイベントが盛んで、多くの人にMOD PCを観てもらえる機会が増え、Twitterで話題になったり、自作er界での認知度は広まってきています。
5月10日~12日に開催された「C4 LAN 2019 SPRING」にも多くの腕利きModderが素敵なマシンを持ち込み、IT系サイト ASCII.jpに取り上げられていました。
私はLANパーティ未経験なので今後日程が合えば参加してみたいですね!
話だけではどんなものだかわからないですし前置きはこれくらいにして、次は実際の作品をお写真で見ていただきましょう!
フランが好きすぎて作っちゃったFrandre deco♥PC
昨年から流用したパーツも多いため、2018年作品を知ってる人からすると大きく変わってないように見えるかもですが…ほとんど新たに作り直してます。
幅114cm x 奥行24cm x 高さ47cmの超大型サイズで、左側が水冷システム部分、右側がPC本体部分になります。
水冷システムをPCケースの外に出すことで冷却力を高めつつ、ケース内の空間を活用して遊び心を詰め込みました。
全体としてホワイトを基調にブラック、シルバーを取り入れて重厚感を出しつつ、モノトーンでスッキリ目にまとめてみました。
光モノをふんだんに取り入れてるのでRGBイルミネーションもガッツリと楽しめます。
右側本体のサイドパネルは高透過ガラスの特注品で、PCケースによく採用されているアクリルや強化ガラスよりも透明度が高いものになります。
昨年はアクリルで作成していましたが、表面の静電気が強くホコリが付着しやすいので、サイドパネルを光らせるとホコリも一緒に光ってしまうのが気になってたので、高価になるものの高透過ガラスを採用しました。
デザインはこのPCのイメージキャラクター「フランドール・スカーレット」の持つ武器「レーヴァテイン」を描き、レーザー彫刻してあります。
彫刻部分だけが光り、その他の部分は内部がくっきりと見えるようLEDも工夫してあります。
額縁はホワイトのアクリルで、右上のロゴは透明アクリルを薄くレーザー彫刻した上に特殊塗料で黒、グレーを着色し、額縁にはめ込んであります。
材料の調達や加工はいつもお世話になっている著名Modder門馬ファビオさんに依頼させていただきました。
細かい要求まで聞き入れてくれて本当にいつもありがとうございます!
左側の水冷システムも特注品のスタンドですが、こちらは昨年製作したものを流用しつつハードチューブの配管はすべて作り直し、リザーバも実は違うモデルに買い替えたりと、細かいところまで自分が納得のいくものに変更しました。
本体ケース内右側のライブステージも前作のまま引き継ぎ、バックスクリーンに見立てた液晶とRGBに光るスポットライトのセットを入れています。
今作ではさらにギミックをもう1つ増やし、よりステージ感が出るよう床に見立てたPSUシュラウド(電源チャンバー)をミラーにしつつ、お立ち台部分のみハーフミラー液晶化してより多彩なステージ演出ができるようにしてみました。
使用パーツ一覧
最後に使用パーツをご紹介しておきます。
種類 | 使用パーツ |
---|---|
OS | Microsoft Windows 10 Professional |
ケース | NZXT H630 Glossy White |
CPU | Intel Core i9 9900K/殻割クマメタル/Copper IHS |
CPU水枕 | EK-Velocity RGB - Nickel + Plexi |
マザーボード | GIGABYTE Z390 AORUS MASTER |
メモリ | G.SKILL Trident Z Royal Silver DDR4-3600 8GBx4 |
ビデオカード | NVIDIA GEFORCE RTX 2080Ti |
ビデオカード水枕 | EK-Vector RTX 2080 Ti RGB - Nickel + Acetal |
ビデオカードB/P | EK-Vector RTX Backplate - Black + アクリル製作 |
ストレージ(システム) | Samsung SSD 250GB 960 EVO |
ストレージ(データ保存) | Samsung SSD 1TB 960 EVO |
電源 | CORSAIR AX1200i |
電源ケーブル | CableMod C-Series AXi, HXi & RM Cable Kit - White |
電源ケーブル | Lian Li Strimer 24pin |
ケースファン | NZXT ホワイトLED搭載200mmファン x2 |
ケースファン | ENERMAX クラスターアドバンス14㎝ |
水冷スタンド | アクリル製作 |
ラジエータ | Alphacool NexXxoS UT60 Full Copper 360mm - White Special Edition x2 |
ラジエータファン | BORA120RGB Silver KIT x2セット |
ポンプ | Alphacool VPP655 Single Edtion x2 |
リザーバ | FrozenQ LFX Fully Assembled and Customizable Reservoir x2 |
フィッティング | Monsoon製、Bitspower製 |
チューブ | Monsoon PETG Hardline Tube 1/2 x 5/8、Thermaltake V-Tubler PETG Tube 16mm OD |
LEDテープ | CableMod Addressable LED Strip 60cm |
LEDテープ | アイネックス [ ASUS Aura Sync ] 対応 アドレサブル LED 50cm |
LEDコントロール | SilverStone SST-LSB02 |
サイドパネル | 高透過ガラス/ホワイトアクリル製作 |
PSUシュラウド | アクリルハーフミラー(透過率10%)/ホワイトアクリル製作 |
PSUシュラウド液晶 | シャープ 5.5インチ高精細CGシリコン液晶パネルセット |
バックスクリーン | ホワイトアクリル製作 |
バックスクリーン液晶 | シャープ 7インチ高細密 IGZO LCD接続キット |
以上、2019年作品でした(ㆁᴗㆁ✿)
この作品をPV風にした動画をYoutubeにあげていて、ギミックの面白さが写真よりも伝わると思うので、良ければそちらも観にきてくれると嬉しいです!
↓↓動画リンクは画像をクリック
今年はあと2作くらい作りたい構想があって、ちょっと他では見かけないものになる予定で、これから作るのがとても楽しみです!
5月28日から開催されるコンピュータの国際見本市「COMPUTEX TAIPEI 2019」に海外Modder勢の素敵なマシンがたくさん展示され、国内IT系の各サイト(ASCII.jp、エルミタージュ秋葉原など)で例年どおりなら特集記事として現地の写真が掲載されるはずなので興味を持たれたかたはチェックしてみると、MOD PCワールドのさらなる魅力を見ることができますよ!
それでは最後まで読んでくださってどうもありがとう(ˊᗜˋ*)
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記事内の登場キャラクターは野愛におし様よりお借りしています。
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連載記事
・MOD PC道 2019 vol.1「MOD PCの紹介」
・MOD PC道 2019 vol.2「水冷システムスタンド」
・MOD PC道 2019 vol.3「ハーフミラー液晶搭載PSUシュラウド」
・MOD PC道 2019 vol.4「イラストが光る!バックプレート&サイドパネル」